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備える
近年の自然災害等により「備える」ということを意識させられます。
令和2年に那珂川消防署に水槽付消防ポンプ自動車が納車された際、隊員の方々が実動訓練を見せてくださいました。
当町は、山間部が多いため、車両には傾斜地で迅速に活動できる機能や器具が満載です。
たくさんの器具が、きれいに畳んで収納されていますが、これは、緊急時に迅速に活動できるための「備え」です。
消防署の隊員の皆さんは、不測の事態に「備え」、日々、訓練しており、各動作時の姿勢が美しいです。
消火活動時の装備の総重量は、30kgを超えるそうです。このホースを収納したバッグは、約15kgあります。
はしごが倒れないよう足で押さえたり、放水時の姿勢は、ホースにかかる水圧に負けないためであり、型のひとつひとつに意味があり、瞬時にその型を取りますが、体得するまで何度も練習されるでしょう。
この時の説明により、日頃の「備える」という心構えが、非常時での行動につながっていることを、隊員の皆さんから、改めて学ばせていただきました。