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都市と里山との交流体験2019

ガードレールをペンキで塗り替える高校生

 8月6日から8月8日、都市と里山との交流体験2019が小砂地区で開催されました。
 この事業には神奈川県の大学から大学生4人、高校から生徒18人、教員ら3人の計25人が参加し、小砂地区に2泊3日の民泊をして、地元の住民や馬頭高校生と交流しました。
 8月7日には、国山の棚田周辺のガードレールのペンキ塗りを行いました。これは、ガードレールの白色を、景観に溶け込むよう茶色に塗装替えするもので、平成26年からこれまでに3回に分けて行い、今回は最後の作業となりました。
 学生生徒らは手分けして、約30メートルのガードレールに約1時間半をかけて塗装作業を行いました。
 途中、突然鳴きだすセミやカエルの声に驚いたり、地元の方々と雑談をして笑ったり、麦茶と味噌きゅうりをよばれて休憩したりと、生徒らは里山での経験を楽しんでいるようすでした。
 最後の振り返りでは、「塗りむらができて大変だったが貴重な経験ができてよかった」「風景のためにガードレールを塗り替えるという発想もなかったので、おもしろかった」との感想が聞けました。
 小砂village協議会の笹沼享一会長は、「20年、30年後、ぜひまたここに来て、自分たちが塗ったことを思い出してもらいたい」と述べ、最後は参加者全員の一本締めで締めくくられました。

ガードレールにペンキで塗り替えをする高校生(全景)

一斉に塗装作業に取り掛かります

ガードレールにペンキで塗り替えをする高校生と棚田の風景

塗りむらが残らないよう丁寧に塗り重ねていきます

都市と里山との交流体験2019に参加した教員・生徒学生ら(集合写真)

塗り終えたガードレールの前で記念撮影

白色から茶色へペンキの塗り替えを行ったガードレール

景観に溶け込むガードレールに変わりました