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防災図上総合訓練を実施
8月1日、栃木県・那珂川町防災図上総合訓練が行われました。
これは、風水害発生時における職員の災害対応力の向上、また、実際に避難所を開設し、避難所から町を通じて県や関係機関への報告が迅速かつ正確に行われるかを確認する目的で行われるもので、室町および南町行政区の住民は避難訓練を実施し、役場、栃木県、南那須地区消防本部、那珂川消防署、那珂川警察署、宇都宮地方気象台、日本赤十字社栃木県支部、自衛隊の職員は図上訓練を実施しました。
訓練は、台風接近に伴う大雨から、大雨特別警報が出される未曾有の事態を想定して行われ、役場ではあらゆる被害への対応を担当グループに分かれて検討し、避難所として仮設された馬頭総合福祉センターには地元住民が傘をさして避難するほか、消防団員らが逃げ遅れた人がいないかの確認に回るなど、本番さながらに実施されました。
講評で福島町長は、「那珂川町がいまだかつて経験したことのない災害を想定して訓練を行った。人的、物的被害を最小限に抑えるために、今回の訓練を振り返り、また関係機関と連携を図り、災害対応力を高めていきたい」と述べました。
避難をする地元住民
逃げ遅れ確認をする消防団員ら
知事から「土砂災害特別警報が出される予報」との電話を受ける町長
災害情報を確認する災害対策本部
避難対策を検討するグループ
住民・学校教育対策を検討するグループ
建設産業対策を検討するグループ
消防団
栃木県
警察署・消防本部
自衛隊
気象庁
災害状況を記録
避難・被害の状況を記録
被害状況を県に報告
地図上で被害状況を記録・確認
全員全力を結集して災害対応にあたります