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武茂川の浸水リスク想定図の公表について

　栃木県減災対策協議会の取組として、武茂川流域の「浸水リスク想定図」が公表されましたのでお知らせします。

浸水リスク想定図とは

(1) 浸水リスク想定図とは、水防法の洪水予報河川及び水位周知河川に指定された河川以外の河川において、想定最大規模降雨に伴う洪水により対象河川が越水、溢水した場合に想定される浸水状況をシミュレーションにより予測したものです。

(2) なお、シミュレーションの実施にあたっては、破堤による氾濫、支川の決壊による氾濫、シミュレーションの前提となる降雨を超える規模の降雨、内水による氾濫等を考慮していませんので、この想定される区域以外の区域においても浸水が発生する場合や想定される水深が実際のものと異なる場合があります。

今回発表された浸水リスク想定図の解析基準について

（１）想定雨量及び降雨波形

　「想定され得る最大規模の降雨量」で解析されており、雨量は、武茂川流域に４８時間で８１８ｍｍの降雨があった場合を想定しています。（参考：那珂川の想定され得る最大規模の降雨量は４８時間で４５９ｍｍ。関東地方でこれまでに記録された最大の降雨量を流域面積で乗じて算出しています。）

　また、降雨波形（降雨量の時間分布）は最悪の状態を想定して解析しています。

（２）想定図の精度

　航空写真等の地形データを基に、流量を合理式法（河川の流量が、直線的に増加すると想定する簡便な計算法）で算定しています。水位の時系列変動等を考慮していないため、洪水浸水想定区域図と比較すると精度は低く、相対的な浸水のしやすさを表している。

武茂川の浸水リスク想定図

武茂川浸水リスク想定図（PDFデータ）

上記リンク先からPDFデータをダウンロードできます。

栃木県河川課の公表ページリンク