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那須神田城跡

那須神田城跡  平安時代末期に那須氏の祖、藤原資家によって築かれ、以後須藤資清に至るまで4代にわたり那須氏(須藤氏)の居城として使われたという。那須氏が、稲積城・高館城に移った後は、廃城となったが、土塁や空堀などの遺構が、良好な形で現存している。1984年(昭和59年)7月6日、「那須神田城跡」として国の史跡に指定された。

 現在、「那須神田城趾公園」として整備されている。遺構は、方形単郭式の典型的な形態を遺存しており、一部は農地に変わってしまったものの、中世城館の趣を今に伝える数少ない遺跡である。

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