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文星芸術大学と相互協力協定を締結
那珂川町と文星芸術大学との間で2月12日、町長室において「文化芸術活動に関する相互協力協定」が締結されました。
小砂地区は昨年10月に「日本で最も美しい村」連合に加盟しましたが、町では「芸術・文化面からのまちづくりについて外部から町を見てもらうことも必要」との考えから、今回の相互協定締結に至りました。本協定により、町は調査研究の成果を地域活性化に活かす一方、同学科では学生が実践的で幅広い見識を現場体験により養うなど、相互補完・発展を目的とした学官連携が図られることになります。
調印式で福島泰夫町長は「当町では小砂地区が『日本で最も美しい村』に加盟しましたが、町を“美しく”する活動が那珂川町全体に広がるよう、文星芸術大学には芸術・文化の面からアドバイスを頂けるとありがたい」などとあいさつ。同大学の上野憲示学長は「那珂川町には馬頭広重美術館、いわむらかずお絵本の丘美術館、もうひとつの美術館など素晴らしい美術館があります。町の更なる文化振興に向け、学生の美的感性を生かし、大学を上げてサポートしていきたい」などと話されました。(左上写真の拡大はこちら)
文星芸術大学の最初の活動としては、今年の4月から5月に開催される「小砂環境芸術展」に「風車」を出展する予定です。高さ1.8メートルの風車(右)を今年は80個程度作成して小砂地区に設置します。最終的には3年間で約240個、小砂地区の全世帯の数を設置する予定です。羽の色は、茶色(小砂焼)、青(小砂の澄んだ青空)、白(小砂の人たちの心)の3色を検討しているとのこと。
学内公募で集まった6人の学生によりすでに風車の制作が始まっており、4月中旬には小砂地区内に設置されます。野山に新緑が芽吹き、小砂地区も那珂川町もより“美しく”なる4、5月、「小砂環境芸術展」や「花の風まつり」と合わせて、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?
- 文星芸術大学
- 「日本で最も美しい村」~小砂地区~ (町ホームページ内部リンク)